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仕事内容
「プログラミング講師」とは、
その名の通り「プログラミングを教える人」です。
プログラミングを学びたい人に対して、
プログラミング技術をレクチャーする仕事になります。
経済産業省が
「IT人材が2030年には78.9万人が不足する」
という予測を発表したように、
これからはどんどんプログラミングができる人が
必要とされる時代になります。
「プログラミング講師」は、こういった人材育成のためにも
必要かつ重要な仕事になっているのです。
企業研修やスクールの講師として行う場合には、
共通のサンプルを用いてプログラミング言語の
指導を行うことが一般的です。
個人向けの対応では、受講生が自ら作りたいアプリや
システムを指導しながら開発していくこともありますので、
その場合には高いプログラミング言語の理解が求められます。
給与
勤務形態別にお伝えします。
まず、正社員として働く場合です。
勤務する学校やスクールによって非常に差がありますが、
年収300万〜600万円程度と、エンジニアと比較すると、
低くなってしまうケースが一般的です。
プログラミングの学校の場合、
企業や受講生から「授業料」という形でお金を貰い、
その中からの給与や教室の維持費用などの経費、
広告料などが支払われることなります。
そのため、学校やスクールの得られる売上の上限が決まっているため、
プログラミング講師の年収・給与は低くなってしまう傾向があります。
正社員とは異なり業務委託（フリーランス）として働く場合です。
この場合は働き方も様々になり、
企業研修対応の講師であれば1日4.5万〜9万円程度になります。
企業研修対応の場合だとサブ講師というのもあり、
その場合だと1日3万〜4万円程度になります。
プログラミングスクールの講師であれば
時給1,200〜2,000円程度になります。
ちょっと割の良いアルバイトくらいですね。
必要なスキル
プログラミングを教えることになるため、
プログラミングのスキルはもちろんですが、
さらに受講者を教えるためのスキルも必要です。
とはいっても、対応する受講者は
プログラミングをはじめて経験する人達ばかりです。
そんな受講者に向けて、はじめてでも難しく感じさせない教え方だったり、
プログラミングが楽しいと思ってもらえる教え方ができる方が重要です。
研修が終わった後に、受講者に喜んでもらえたり、
わかりやすかったと思ってもらえることが大切です。
オススメの資格
プログラミング講師になるために必要な資格というのはありません。
しかし、プログラミング講師になるための
おすすめの資格はありますのでお伝えします。
まずは基本情報技術者試験がオススメです。
企業研修等では、プログラミング技術のみではなく、
コンピュータの基礎知識やネットワークの基礎知識を
教える場面も多くありますので、オススメの資格です。
次にベンダー系資格でもそのベンダーに関連する講義であれば
持っていた方が良いです。
例えば、Java言語を指導するのであれば、
オラクル社の認定資格になります。
Bronze、Silver、Goldと4つのレベルで構成されていますが、
Silver、できればGoldの資格を持っておくと、
プログラミング講師としての説得力が増します。
仕事の探し方
求人サイトで募集されているケースも多いので、
求人サイトで探すと意外と見つかります。
また、ITスクールやプログラミングの学校などに
直接問い合わせてみるのも一つの手です。
実際にそのタイミングでは募集をしていなくても、
講師を募集したいタイミングになったときに覚えて貰っていれば、
声がかかる可能性があります。
一度プログラミング講師を行うと、講師仲間ができ、
そこから案件を紹介してもらうこともできるようになります。
まとめ
プログラマーの需要は年々増していて、
ITエンジニアとしての求人も増えています。
それに合わせてプログラミングを学習したいという人も増えています。
そうなると、
プログラミングを教える講師の需要も年々増えていくのです。
また、人にプログラミングを教えて、
その人が成長していく姿を見ることができるのは、
何よりもやりがいを感じることが出来る仕事です。
ぜひ、あなたもプログラミング講師に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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