学習欲とは?
今回は、ストレングスファインダー34の資質の中から「学習欲」についてお伝えします。
ストレングスファインダーの資質は、実行力、影響力、人間関係構築力、戦略的思考力の4つのグループに分けられますが、学習欲は戦略的思考力グループに属する資質です。
学習欲の特徴
学習欲が高い人は学習意欲が旺盛で、常に向上したいと思っています。
学習曲線が上がればOK、横ばいはNGです。
結果よりも学びのプロセスに惹かれるため、例えば、学習することを楽しみ、興味があることを追いかけます。
新しい情報や経験に触れることが必要で、未知の分野や最先端が好きです。
知ったかぶりや人の意見を聞かないことが嫌いで、強い好奇心が時には検討違いや非生産性を招くことがあるので注意が必要です。
学習欲型の人の視点
ここからは学習欲型の人になりきってイメージしてみましょう。
学習欲型の人は学ぶことが大好きです。
最も関心があるテーマは他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、いつも学ぶプロセスに心を惹かれます。
内容や結果よりもプロセスが刺激的で、何も知らない状態から計画的な過程を経て能力を身につけた状態に移行することで生き生きとします。
学習欲が活かせる環境
社会人になっても、学習欲はヨガやピアノのレッスン、大学院などへの参加を促します。
学習欲型の人が力を発揮できる職場環境は、短期プロジェクトへの取り組みを依頼され、新しい学びを求められ、また次の新しいプロジェクトに取り組む必要があるような活気に溢れた場です。
学習欲の具体的な例
ある女性が仕事での学びが物足りず、タップダンスを習い始めたとします。
「何かを学んでいないと落ち着かないの。人前で披露する気なんかもちろんないけど、タップの技術にのめり込んで毎週うまくなっていくのが楽しくてハマったわ。」
これが学習欲という資質の特徴です。
あなたも共感できるのではないでしょうか。
学習欲と他の資質の比較
学習欲の才能を他の才能と比較してみましょう。
比較1:学習欲型 vs. 目標志向型
学習欲型の人は好奇心を意欲につなげますが、目標志向型の人は意思を好奇心につなげます。
比較2:学習欲型 vs. 社交性型
学習欲型の人はいつも新しいことを学ぶことに関心がありますが、社交性型の人はいつも新しい人と出会うことに関心があります。
学習欲とプログラミング学習
学習欲の資質を持つ人にとって、プログラミング学習は非常に魅力的です。
持続的な学習機会や新しい技術の習得が絶え間なく続くからです。
オンラインコースや継続的なトレーニングプログラムに参加することで、常に最新の技術や方法論を学び続けることができます。
プログラミングの世界では新しい言語やフレームワークが頻繁に登場し、学習欲のある人にとって絶えず学ぶ楽しみがあります。