今回は【Brave】というWebブラウザを紹介します。
Webブラウザと言えば、Chrome や Safari や Edge 等を使用している事が多いと思いますが、それらと比較して使い勝手はどうなのか?仕組みや安全性はどうなのか?というのを確認していきましょう。
No.1ブラウザは?
WebブラウザのシェアNo.1は何でしょうか。
下記のサイトによれば、Chromeが圧倒的なシェアを誇っていますね。
みなさんもイメージされている方は多いかと思いますが、Chromeは広告収入で成り立っています。
ChromeというよりもGoogleのビジネスモデルでもありますが、企業から広告費をもらって、その広告をユーザーに見てもらうことで収入を得ると言うことですね。
今回紹介するBraveは、その広告費をBrave独り占めにするのではなく、ユーザーにも分配しようとしているものになります。
Braveの特徴
Braveのページに詳細が記載されていますが、大きなところとしては
広告をブロック
大半のウェブサイトや広告には、個人を特定しようとするプログラムが埋め込まれています。インターネット上でのあなたの行動が全て捕捉されているのです。Braveはそのすべてをブロックした上で、安全にブラウジングできるようにします。
と言っているように、Braveでは表示される広告を自動でブロックしてくれます。
様々なWebサイトを見ていると、広告がポップアップで表示されることがあったりしますよね。
Braveを使用すると、そのような広告が表示されなくなるのです。
早い
Braveは主要なニュースサイトを、ChromeやSafariと比べ最大6倍高速に読み込みます。
広告をブロックしているので、その分読み込むデータが少なくなります。
ですので、他のブラウザに比べて早くなると言うことですね。
誰が作った?
Braveの作成者はBrendan Eichさんです。
この人はJavaScriptを作った人なんですよね。
ですので、作成者もしっかりと信頼できる人ですね。
使い方
Braveをインストールすると広告の表示は基本的にOFFになっています。
これがBraveの大きな特徴ですね。
「広告を表示して良いよ」ユーザーが表示をONにすると広告が表示される仕組みになっています。
つまり、広告を表示して良いかどうかはユーザーが判断することになります。
さらに特徴的なのが、広告表示をONにしてくれて広告を表示すればお金を払ってくれると言うことです。
効果は?
トップページには下記のようなイメージで「ブロック済の 広告・トラッカー数」「節約できた データ使用量」「節約できた 読み込み時間」が表示されます。
私の場合Chromeと併用しながら1週間程度経ちましたが、かなりの広告がブロックされていますね。
稼げたお金
そして、このページを見てくれている人が気になるお金の支払いですが、
のように、「0.81USD」を得ることができました。
ただし、この画面を見て気が付いた人もいるかもしれませんが、支払は仮想通貨(BAP)で支払われます。
サイトにチップを送れる
Braveのさらにおもしろい特徴ですが、Webサイトの制作者にチップを送ることができるのです。
ブラウザの右上(URL入力欄の右)には三角のBAPマークあります。
ここをクリックすると自分が指定した額をサイト作成者にチップとして送信することができるのです。
ただし、誰にでも遅れるわけではなく、「Brave認証クリエイター」となっているサイトのみにチップの送信が可能になっています。
(このサイトにはチップを送れますよ(笑))
まとめ
今までと異なる考えで作成されたブラウザが出てきましたね。
私が使用している限り、まだBraveで困ったことはないです。
広告が表示されなくなるので、画面上に空白が多くなるページがありますが、それが目的なのでOKでしょう。
仮想通貨を扱っている人達の間では安全性に絶対的な信頼があるようですので、これから伸びてくるブラウザかもしれません。
そうすると、ネットサーフィンすればするほどお金が稼げるなんていうこともあり得ますね。