未来エンジニア養成所Blog

月単価180万以上のプログラミング講師がプログラミングを皆に楽しんでもらうための情報をお届けします。

プログラミング講師として現役ITエンジニアから転職するという選択

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『ITエンジニア経験があるからといって、

すぐにプログラミング講師になれるのだろうか』


『講師業に興味はあるが、自分でできるのか不安』



こんな思いがあって、なかなかプログラミング講師に

チャレンジができない人もいるでしょう。



私は17年間「ITエンジニア」として働いていました。

しかし、マネジメント業務が自分には合わなかったため

仕事が辛くなり、鬱状態になりながら会社を退職します。


その後、6年間「プログラミング講師」として働き、

今ではプログラミング講師で

「月収150万円」を超えるまでになりました。


17年間ITエンジニアとして働いた後、プログラミング講師業へ転職した私が、

  • ITエンジニアからプログラミング講師になった体験談
  • プログラミング講師になってどうライフスタイルに変化があったか

をお伝えします。



ITエンジニアからプログラミング講師に転職しました

私は小学校からプログラミングを始めていました。

自分でアプリを作るというレベルでは無かったですが、

テレビ画面に自分の好きなキャラを表示させてみたり、

雑誌に載っているプログラムを一生懸命にコピーして

実行させることが楽しかったです。


大学も「情報工学科」に進学し、プログラミング用途に関わらず、

パソコンを一日中触っていることが楽しくてしかたなかったです。


ですので、自ずと就職もプログラマーとして働けるところを探しましたし、

プログラマーとして一流になろうという野望に満ちていました。


しかし、自分で臨んだプログラマーという仕事も、

長年働いていると自分には合わないと感じるようになりました。


そんな時に何気なくみていた転職にサイトにあった

「プログラミング講師募集」の案内。


現状から解放されたい一心で、17年間働いていた「ITエンジニア」から

「プログラミング講師」へと転職をしました。



ITエンジニアでの働き方

プログラマーとして就職した会社では、

最初に配属されたのがCOBOLを扱う部署でしたが、

プログラミング言語にはこだわりが無く、

ただ仕事でプログラムが書けることに喜びを感じていました。


2年後には直下の後輩もでき、

自身の技術を教える立場にもなってきます。


さらに経験を積んでくるとチームリーダーを任されるようになります。


ただ、そうなってくると自分でプログラムを書くことは減り、

チームの管理や取りまとめ、設計書の作成を行う仕事が多くなってきます。


この頃から「自分でもっとプログラムを書きたいな」という気持ちが芽生えはじめました。


プログラミングすることを専門として仕事をやっていけないか考え始めた時期ですね。


ただ、多くの会社が同じだと思いますが、

プログラミングでキャリアアップするコースはなく、


キャリアアップするためには「プロジェクトリーダー」

「プロジェクトマネージャー」とプロジェクトを管理する仕事をするしかありませんでした。


自分はプロジェクトマネージャーにまでなりましたが、

この管理職が本当に嫌でした。


毎日のようにチームの進捗を管理し、その日までの作業費用を計算し、

黒字でプロジェクトを完了させるように日々Excelの表とにらめっこです。


もちろん嫌々やっているので、プロジェクトもうまく回るはずもなく、

進捗遅れや炎上ギリギリでの火消し対応ばかり。


そうなると日々上司から怒られるのが常になってきます。


怒られるのがわかっているので会社に行くのが嫌になる。

嫌々会社に行って仕事をしているので、成功しない。


まさしく負のスパイラルに陥っていました。



前職をやめて新しい環境へ行くと決断した理由


どんどん会社に行くのが嫌になり、鬱状態になっていました。


会社をサボってインターネットカフェで1日を過ごしてみたり、

気分転換と称して、平日なのに海を見に行ったり。


そして仕事が嫌になると、

なんとなく転職サイトを見始めるんですよね。


予想年収とか見ると今よりかなりアップするなとか、

会社の雰囲気を見ては楽しそうだなとか、

隣の芝は青く見える状態です。


ただ、自分の中にあったのは、

転職したとしてもプログラミングができるわけでは無く、


やっぱり管理職になるんだろうなと言う思いと、

同じ管理職なら転職チャレンジせずに今の会社で耐えた方が良いかという思いでした。


そんな思いがありながらも転職サイトを見続けていると、

ある時プログラミングスクールでの講師募集を見つけました。


「プログラミングスクールなら好きなプログラミングに関わっていられるかも」

「新しい仕事であれば何か変わることができるかも」

このような思いから、転職することを決断しました。



プログラミング講師を選んだ理由

転職サイトで「プログラミング講師募集」の案内をみた時、


「そうかプログラミングを教えるって仕事もあるのか」


「学生時代も友達に教えるって好きだったし、後輩にもプログラムを教えたりしていたな」


「もしかして講師っていう仕事良いかも」

という考えが頭の中を巡りました。


そして、少なくとも現状の仕事から解放されたいという思いと、

プログラミングにずっと関わっていられそうという理由で

「プログラミング講師」を選びました。



転職するためにしたこと

プログラミング講師という仕事があると知ってから、

転職サイトでプログラミング講師募集を探してみたり、

いろいろなプログラミングスクールで講師を募集していないか

探してみたりしました。


正直、正社員で雇ってくれるところはほとんどありませんでした。


とはいえ、一度話を聞きに行ってみようと思い、

あるプログラミングスクールに講師希望のメールを送りました。


そうすると、自分の経歴は気に入ってもらえましたし、

働いてもらいたいと言ってもらえました。


しかし、先方が気にしていたのが2点ありました。

  • 教えることができる科目
  • 契約条件

です。


1つ目の教える科目についてですが、

そのスクールにはプログラミングの科目としてJavaとVBAがありました。

私はJavaエンジニアとして働いていたので、Java言語については

問題ありませんでしたが、VBAができるのか気になったようです。


そこで私は「ExcelVBAベーシック」という基本知識が問われる資格を、

2回目の面接までに取得して、技術的に問題ないことをアピールしました。


もう1つについては、契約条件が「社員」ではなく

「業務委託」ってことでした。


この時自分は会社員でしか働いたことが無かったですし、

「社員」「業務委託」の違いも良く分かっていませんでした。


しかし、少なくとも今の会社から解放される道が見つかったという思いを

強く感じましたので、「業務委託」でも問題なしとしました。


そんなわけで、前の会社を辞めたい一心で、

ひたすら

講師募集の案内をさがし、

そこに必要な知識を一気に学習

しました。



プログラミング講師として働き始めて

17年のエンジニア経験を捨て、

一転プログラミング講師業へ転職しました。


お世話になったのはプログラミングスクールでしたが、

スクールには私のように長いエンジニア経験を持つ人がいなかったためにとても珍しがられました。


ただ珍しがられるだけではなく、

私のエンジニア経験をとても必要としてくれました。


スクールには実際の業務のことを実体験で話をできる人がいなかったんです。


自分の経験がこんなに必要としてくれるところがあるなんて、

正直驚きましたが、それ以上に必要とされている嬉しさもありました。


プログラミングスクールの受講者にプログラミングを教え始めてからは、

今まで使っていなかったプログラミング言語や知識を覚える必要がありました。


しかし、毎日新しい知識を学習できる喜び、

そして新しい経験ができる楽しさで満ちあふれていました。


知識を吸収すればするほど、受講者に喜ばれ、

喜ばれるからまた学習して新しい知識を得る。


最高の正のスパイラルへ突入していきました。



仕事を選ぶ基準の理想と現実

もし転職サイトでプログラミング講師の仕事を見つけていなければ、

ずっとITエンジニアとして働いていたでしょう。


毎日満員電車に乗り、

嫌で仕方ない会社に通わなくてはならない。


やる気が無いから、仕事は失敗するし、

上司からは怒られ続けるし、典型的なダメ社員。


今だからこそ本気で思えるのは

「やりたくない仕事で人生を終わらせるのは非常に勿体無い」

ということです。


当時の自分は

「嫌なことでも仕事だからやらなくてはならない」

「大手企業に就職したのだから定年まで働き続けなくてはならない」

と思い込みがありました。


決してそんなことは無かったのです。


仕事は楽しんでやったほうが良いですし、

その方が仕事で成功して、さらにどんどん結果がついてくるんです。


自分でもプログラミング講師になると思っていなかったですし、

こんなに楽しい仕事だと当時は思っていませんでしたが、

心から楽しいと思える仕事は必ずどこかにあるんだと実感できました。



まとめ

プログラミング講師をする時に「ITエンジニア」経験があると

かなり優遇されることが多いと感じます。


エンジニア経験があるというだけで、講師依頼が舞い込んできたり

初めての研修会社様へ行っても、エンジニア経験で信用してもらえることが多いと感じます。


また、始めてプログラミングを教える時には不安もありましたが、

プログミングスクールでのマンツーマン指導から始めたため、

教え方も少しずつスキルアップすることができました。


なによりも今までの経歴がそのまま活かすことができ、

さらに好きなプログミングに関わっていられることが最高に幸せです。


これを読んで少しでも「プログラミング講師」に興味を持ってくれて、

一緒にITエンジニアを育てる仲間が増えれば嬉しいです。



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