リモートを変更・削除しよう
今回はリモート名を変更したり、リモートを削除する方法について解説します。
リモート名の変更は別のリモート名を使いたい時や、リモートを使わなくなった時に実行します。
変更する際のコマンドは
$ git remote rename <旧リモート名> <新リモート名>
コマンドになります。
たとえば
git remote rename tutorial new_tutorial
とすると「tutorial」というリモート名を「new_tutorial」という名前に変更することができます。
リモートを削除したい場合は
git remote rm <リモート名>
コマンドになります。
「rm」はリムーブの略です。
例えば「git remote rm new_tutorial」とすることで「new_tutorial」というリモートが削除されます。
実際にやってみよう
ターミナルで確認しましょう。
まず「git remote」コマンドで、どのようなリモートがあるのか確認します。
$ git remote bak origin
今回の例は「bak」というリモートと「origin」というリモートが存在しています。
この「bak」を「bakup」という名前に変更します。
$ git remote rename bak bakup
再度「git remote」コマンドで確認します。
$ git remote bakup origin
名前が変わったことが分かります。
名前の変更ができたので、次はこのbakupリモートを削除します。
$ git remote rm bakup
再度「git remote」コマンドで確認します。
$ git remote origin
リモートが「origin」だけになりました。
このように「git remote rm」コマンドを使うことで、リモートリポジトリの削除もすることができました。
参考図書
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