
ITが苦手だと感じている社員の方々は、実は誰よりも前向きな気持ちを持っているのではないでしょうか。
置いていかれたくない、でも何から聞けばいいのか分からない。
そんな葛藤を抱えながら日々の業務に向き合っている姿を、これまで数多くの企業研修の現場で見てきました。
彼らは決してやる気がないわけではなく、むしろ変わりたいという強い思いを内に秘めているのです。
私自身も過去にITエンジニアとして働いていた時期があり、挫折してうつ状態になった経験があります。
当時は技術の進化スピードについていけず、周囲との差を感じるたびに自信を失っていきました。
けれども、その後IT企業で研修講師という仕事に出会い、初めて「教える側」の視点を持つことができたのです。
すると見えてきたのは、ITが苦手な人ほど丁寧に基礎を学べば確実に成長できるという事実でした。
この気づきが、今の活動の原点になっています。
この経験から、地域の中小企業がデジタル化に取り組む際の「はじめの一歩」を支援したいと考え、神奈川県相模原市という生まれ育った街でDX学校を始めました。
現在、全国で56校が展開され、2000社以上の企業が受講しています。
地元に密着しながら、IT初心者でも安心して学べる環境を作ることが私たちの使命だと思っています。
では、なぜ基礎をそろえることがそれほど重要なのでしょう。
理由は明確で、会社の中で共通言語が生まれるからです。
例えば、ある企業では「クラウド」という言葉の理解が人によってバラバラでした。
ある人はメールサービスのことだと思い、別の人はデータ保存の仕組みだと捉え、さらに別の人はインターネット全般を指すと考えていました。
このズレがあると、指示を出す側も受ける側も混乱してしまいます。
上司が「クラウドで共有して」と言っても、部下は何をすればいいのか分からない。
そんな状況が日常的に起きてしまうのです。
実際に講義を受けた受講者の方から、こんな声をいただいたことがあります。
「今まで会議で飛び交う横文字が呪文のようだったけれど、基礎を学んだら少しずつ意味が分かるようになってきた」と。
これこそが共通言語を持つ第一歩なのです。
基礎がそろえば、社内のコミュニケーションがスムーズになり、新しいツールの導入もスピードアップします。
さらに、質問する側も聞きやすくなり、教える側も説明しやすくなるという好循環が生まれます。
とはいえ、中小企業の現場ではDXに着手できていない企業がまだ多く存在します。
相模原市も例外ではなく、地域経済の基盤を支える中小企業の多くが「何から始めればいいか分からない」という状態にあります。
放置すれば業務効率や競争力の面で他社との差がどんどん開いてしまうでしょう。
だからこそ、今この瞬間から動き出すことが大切なのです。
DX未着手企業は支援を求めている層であり、適切なサポートがあれば確実に前進できます。
DX学校相模原中央校では、一社ごとに丁寧なヒアリングを行い、担当講師が伴走支援をします。
補助金申請やアフターサポートにも対応しているため、初めてデジタル化に取り組む企業でも安心して進められます。
さらに、IT人材育成、IT導入支援、マーケティング、DXサポートなど多様な軸から提案できる点が私たちの強みです。
一つの方法に固執するのではなく、それぞれの企業の状況に合わせた最適な支援を行います。
講義はオンライン形式で行うため、場所を選ばず参加できます。
分かりやすい言葉で基礎から学べるカリキュラムを組んでおり、質問しやすい雰囲気を大切にしています。
実務に直結する内容を扱うので、学んだことをすぐに現場で活かせるのも特徴です。
ある受講者は「翌日から業務で使えるスキルばかりで驚いた」と感想を述べていました。
それでも、もしかしたらこう思う方もいるかもしれません。
「うちの会社は規模が小さいから、DXなんて関係ない」と。
しかし、規模の大小は関係ありません。
むしろ小さな会社だからこそ、一人ひとりのスキルが会社全体に与える影響は大きいのです。
ある受講者は「自分が変わったことで、周りの社員も変わり始めた」と話してくれました。
一人の変化が組織全体を動かす力になるのです。
私はプログラミング講師でありGallup認定ストレングスコーチでもあります。
技術を教えるだけでなく、一人ひとりの強みを活かしながら成長をサポートすることを大切にしています。
仕事を楽しめる人たちを増やすことが私の目標であり、天職を見つけた今、毎日笑顔で過ごせています。
小学校からプログラミングに触れ、ITエンジニアを経て、挫折を乗り越えて今がある。
この経験すべてが、今の仕事に活きていると感じています。
地域と共に歩む中小企業のデジタル化支援は、単なるスキルアップではありません。
地元企業と人材育成の好循環を生み出し、相模原という街全体の未来を明るくする取り組みなのです。
ITの楽しさを知ってもらい、人生が豊かになる方法を一緒に見つけていきたい。
そんな思いで日々活動しています。
多くの人たちにITの楽しさを伝えることが、私にとって最高の喜びです。
あなたの会社には、ITが苦手だと感じている社員はいませんか。
もしいるなら、その方はきっと変わりたいと思っているはずです。
基礎から学べる環境を用意することで、会社のIT力は確実に底上げされます。
指示や共有が通りやすくなり、業務効率も向上するでしょう。
今こそ、はじめの一歩を踏み出してみませんか。
一緒に地域の未来を作っていきましょう。