講師という仕事をしていると、受講者の成長を目の当たりにする瞬間があります。
プログラミング研修で「コードが動いた!」と声を上げる受講者の表情を見ていると、この仕事を選んで本当に良かったなと感じるのです。
実際に、先日の企業研修でのことでした。
IT未経験の方が3日間でWebアプリケーションを完成させた時の達成感あふれる笑顔は、今でも鮮明に覚えています。
その瞬間、私自身も新しい教え方のアイデアが浮かんできました。
受講者の成長を見守る中で、講師である私も一緒に成長していく。
これこそが人を育てる仕事の最大の魅力だと思うのです。
とはいえ、この相乗効果は一朝一夕には生まれません。
私自身、エンジニア時代に挫折を経験し、うつ状態になった時期もありました。
しかし、その経験があったからこそ、受講者の気持ちに寄り添えるようになったのでしょう。
失敗や挫折も含めて、すべてが今の講師という天職につながっているのです。
人を育てる仕事には、思わぬ発見もあります。
受講者からの質問に答える過程で、自分が当たり前だと思っていた知識を見直すことになります。
「なぜそうなるのか」を分かりやすく説明しようとすると、自分の理解がより深まるのです。
教えることで学ぶという言葉がありますが、まさにその通りだと実感しています。
さらに、受講者一人ひとりの成長スピードや理解の仕方は違います。
ある人は視覚的に理解しやすく、別の人は実際に手を動かしながら覚えるタイプです。
そうした個性に合わせて教え方を工夫していくうちに、私自身のコミュニケーション能力も向上していきました。
講師の仕事を通じて気づいたのは、人の可能性は無限大だということです。
「自分にはできない」と思い込んでいた受講者が、適切なサポートを受けることで見違えるほど成長する姿を何度も見てきました。
そんな変化に立ち会える喜びは、他の仕事では味わえない特別なものです。
人を育てる仕事の素晴らしさは、単に知識や技術を教えるだけではありません。
受講者の自信を育み、新しい可能性を発見してもらうことです。
プログラミング講師として、そしてストレングスコーチとして、多くの人たちの成長を支援する中で、私自身も日々新しい発見をしています。
この相乗効果こそが、講師という仕事の醍醐味なのです。
受講者の成長を見守りながら、自分も一緒に成長していく。
そんな素晴らしい循環の中で、今日も笑顔で講義に向かっています。