未来エンジニア養成所Blog

月単価180万以上のプログラミング講師がプログラミングを皆に楽しんでもらうための情報をお届けします。

教えることで見つけた成長の喜び

プログラミング講師として、そしてGallup認定ストレングスコーチとして活動するなかで、日々新たな気づきを得ています。

人に教えるという行為は、実は自分自身が最も学びを深める機会だということを強く実感しています。

講師を育成する立場になった今、教える技術を伝えながら、自分自身の指導法も常に進化させることの大切さを痛感しています。


振り返れば、私の人生は決して平坦な道のりではありませんでした。

小学生の頃からプログラミングに触れ、その後17年間ITエンジニアとして働いてきました。

しかし、予想もしなかった挫折を経験し、うつ状態に陥ってしまったこともあります。

そんな暗闇の中で出会ったのが、IT企業の研修講師という仕事でした。

それは私にとって本当の意味での天職との出会いでした。

この経験があったからこそ、現在は合同会社フェデュケーションを起業し、自分の信念に基づいた活動ができています。


教えることの素晴らしさは、相手の成長を目の当たりにできることだけではありません。

実は教える側も常に学び、成長し続けているのです。

受講者から質問を受けることで、自分が当たり前だと思っていた知識を再確認する機会になります。

また、「どうすれば相手に伝わるか」を考えることで、自分の理解もより深まります。

これは教えることで得られる最大の恩恵かもしれません。


教える技術は日々進化しますが、その根底にあるのは「相手を理解したい」という気持ちです。

受講者一人ひとりの背景や目標、学習スタイルは異なります。

同じ内容を教えるにしても、相手に合わせたアプローチを選ぶことで、理解度や満足度は大きく変わってきます。

私はこれまでの経験から、一方的に知識を伝えるのではなく、対話を通じて受講者と共に学びを作り上げていくスタイルが最も効果的だと感じています。


特にプログラミングは抽象的な概念が多く、初学者にとってはハードルが高いと感じられがちです。

そこで私は、具体的な例や身近な比喩を用いて説明することを心がけています。

例えば、変数の概念を説明する際には「情報を入れる箱」というイメージを使います。

条件分岐は「もしこうなったらこうする、そうでなければこうする」という日常の意思決定プロセスに例えます。

このように抽象的な概念を具体的なイメージに変換することで、受講者の理解を助けることができます。


また、プログラミング学習においては「エラーは友達」という考え方を伝えることも大切にしています。

多くの初学者はエラーメッセージを見ると萎縮してしまいますが、実はエラーは非常に有益な情報源です。

「何がうまくいかなかったのか」

「どう修正すればよいのか」

のヒントを教えてくれるからです。

私は受講者にエラーを恐れない姿勢を持ってもらえるよう、意図的にエラーを発生させて一緒に解決するデモンストレーションを行うこともあります。


教える中で最も大切にしているのは、受講者一人ひとりの「強み」に注目することです。

これはGallup認定ストレングスコーチとしての視点が大きく影響しています。

人それぞれ得意なことや考え方のパターンは異なります。

同じプログラミングを学ぶにしても、論理的思考を得意とする人もいれば、全体像を把握することから始める人もいます。

また、実際に手を動かしながら理解する人もいれば、概念を十分理解してから実装に移る人もいます。


これらの違いを「良い・悪い」で判断するのではなく、その人固有の「強み」として認識し、それを活かした学習方法を提案することが私の役割だと考えています。

強みを活かすアプローチをとることで、学習のモチベーションも高まり、より効果的に成長できるからです。


例えば、細部に注目するのが得意な受講者には、コードの細かい動作原理から説明することで理解が進むことがあります。

一方で、大局的な視点を持つ受講者には、まずシステム全体の設計図を示してから各部分の説明に移ると効果的です。

また、人との関わりを重視する受講者には、ペアプログラミングやグループワークを通じた学習が適しているかもしれません。

このように、一人ひとりの強みに合わせたアプローチを取ることで、全ての受講者が自分らしく学べる環境を作りたいと考えています。


私がプログラミング講師として、そしてストレングスコーチとして活動する中で常に心がけているのは「笑顔」です。

学びの場には緊張感も必要ですが、リラックスした雰囲気の中でこそ本当の理解と成長が生まれると信じています。

だからこそ、授業中には適度にユーモアを交えながら、受講者が質問しやすい環境づくりを意識しています。

「わからない」と言える場は、実は最も学びが深まる場所なのです。


技術の世界は日進月歩で変化しています。

新しい言語やフレームワーク、開発手法が次々と登場する中で、教える側も常に学び続ける姿勢が求められます。

私自身、受講者に最新の知識を提供するために、日々情報収集と実践を欠かしません。

しかし、変化の激しいIT業界においても、基本的な考え方や問題解決のアプローチは普遍的です。

だからこそ、単に「今使える技術」だけでなく、「学び方を学ぶ」姿勢を伝えることを重視しています。


教える過程で私が最も喜びを感じるのは、受講者の目が輝く瞬間です。

最初は難しそうに感じていた概念が理解できたとき、自分の力でプログラムが動いたとき、受講者の表情が一変します。

その喜びの表情を見ることが、私にとっての大きな原動力になっています。

特に、「プログラミングは難しそう」と思っていた人が「実は楽しい!」と感じてくれたときは、この上ない喜びです。


IT技術は決して特別な人だけのものではありません。

適切な導入と指導があれば、誰でも楽しく学び、活用することができます。

私の目標は、一人でも多くの人にITの楽しさを知ってもらい、それぞれの人生をより豊かにするツールとして活用してもらうことです。

技術自体も大切ですが、それを使って何を実現するかという視点がさらに重要だと考えています。


プログラミングを学ぶことで得られるのは、単にコードを書く能力だけではありません。

論理的思考力、問題解決能力、創造性など、人生のあらゆる場面で活きるスキルを身につけることができます。

また、自分のアイデアを形にする喜びは、大きな自信にもつながります。

これらの価値を伝えることも、講師としての重要な役割だと感じています。


教えることと学ぶことは表裏一体です。

私は講師としての経験を通じて、「教えることで学ぶ」という循環の素晴らしさを実感しています。

受講者の質問に答えるために改めて調べることで新たな発見があったり、説明するために概念を整理することで自分の理解が深まったりします。

この循環の中にいることが、私の成長を支えています。


また、講師を育成する立場になったことで、「教え方を教える」という新たな挑戦も始まりました。

良い講師とは何か、効果的な指導法とは何か、常に考え続けています。

他の講師の授業を見学させてもらうことで、新たな気づきや学びを得ることも多いです。

それぞれの講師が持つ独自のスタイルや工夫から学び、自分の指導法も日々ブラッシュアップしています。


人生は予想外の展開の連続です。

私がITエンジニアとして挫折し、うつ状態になったときは、将来に希望が持てませんでした。

しかし、その経験があったからこそ、今の天職に出会うことができました。

困難な時期を経験したからこそ、心の底から「仕事を楽しむこと」の大切さを実感しています。

だからこそ、「仕事を楽しめる人たちを増やす」ことを自分のミッションとして活動しています。


教えることの素晴らしさは、知識やスキルの伝達にとどまりません。

受講者との対話を通じて、互いに刺激し合い、共に成長できることこそが最大の魅力です。

一方的に教えるのではなく、「共に学ぶ」姿勢を大切にしています。

受講者からの質問や気づきが、私自身の学びを深める貴重な機会になっているからです。


プログラミングを教える中で意識しているのは、「わかりやすさ」「楽しさ」のバランスです。

単に噛み砕いて説明するだけでなく、学ぶ過程自体を楽しめるよう工夫しています。

例えば、実際の開発現場でのエピソードを交えたり、学んだ内容をすぐに活かせる実践的な課題を用意したりしています。

「なぜこれを学ぶのか」

「これをマスターするとどんなことができるようになるのか」

を常に意識してもらうことで、学習のモチベーションを高めることも大切だと考えています。


私の経験から言えることは、天職は必ずしも最初から見つかるものではないということです。

様々な経験を積み、時には挫折することもあるかもしれません。

しかし、その過程で自分の強みや情熱を見つめ直すことで、真に自分らしく輝ける場所に出会えるのだと思います。

私自身、ITエンジニアとしての経験があったからこそ、今プログラミング講師として効果的な指導ができていると感じています。

人生の全ての経験は、次のステージで必ず活きてくるのです。


共に成長できる仲間をいつでも待っています。

プログラミングに興味がある方はもちろん、「教えること」「学ぶこと」の喜びを分かち合いたい方、自分の強みを活かした生き方を模索している方、どなたでもお気軽に声をかけてください。

一人ひとりが自分らしく輝ける場を、共に創っていきましょう。


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