未来エンジニア養成所Blog

月単価180万以上のプログラミング講師がプログラミングを皆に楽しんでもらうための情報をお届けします。

世代を超えて広がる学びの輪

年齢という数字が、新しいことを始める障壁になると思っていませんか。

実はそんな心配は必要ありません。

プログラミング教室では、二十代の若者から六十代のベテランまで、実に幅広い年齢層の方々が机を並べて学んでいます。

そこには世代を超えた交流があり、互いに刺激を与え合う素晴らしい環境が自然と生まれているのです。


二十代の受講者は最新のトレンドやテクノロジーに敏感で、新しい発想を次々と生み出します。

彼らの柔軟な思考と情報収集力には、いつも驚かされます。

一方で、四十代、五十代の受講者は豊富な社会経験を活かして、実用的な視点からプログラミングに取り組みます。

そして六十代の方々は、退職後の新たな挑戦として真摯に学ぶ姿勢が印象的です。

人生経験に裏打ちされた洞察力と粘り強さは、若い世代の良い手本になっています。


ある六十代の受講者は、はじめは「こんな年になってパソコンを使いこなせるのだろうか」と不安を抱えていました。

でも、基本的な操作から丁寧に学んでいくうちに、徐々に自信をつけていきました。

そして三か月後、自分で作ったウェブサイトを家族に見せたときの誇らしげな表情は忘れられません。

「孫に『すごいね』と言われたんですよ」と語る姿からは、学ぶ喜びと達成感があふれていました。


また、二十代の受講者が六十代の方に質問する場面も珍しくありません。

技術的なことは若い世代の方が吸収が早いこともありますが、プロジェクトの進め方や人との協力の仕方など、人生経験が必要な部分では年配の方々の知恵が光ります。

「こういう場合はこう考えるといいよ」というアドバイスが、教室内で自然と交わされる光景は、講師として何よりも嬉しい瞬間です。


世代を超えた学び合いは、単に技術的なスキルだけでなく、人間としての視野を広げてくれます。

異なる経験や価値観を持つ人々と交流することで、自分一人では気づかなかった発見があります。

三十代の受講者が「同世代の人とばかり接していると、考え方が固定化してしまうが、ここでは様々な視点に触れられて視野が広がる」と話してくれたことがあります。


私自身も、小学生の頃からプログラミングに親しみ、17年間ITエンジニアとして働いた経験があります。

しかし、キャリアの途中で深刻なうつ状態に陥り、自分の道を見失ったこともありました。

そんな私が再び輝きを取り戻せたのは、IT企業研修講師という新しい仕事に出会ったからです。

教えることで自分も成長し、受講者の「わかった!」という瞬間に立ち会えることが、何よりも大きな喜びになりました。


今では合同会社フェデュケーションを起業し、Gallup認定ストレングスコーチとしての活動も行っています。

この経験から強く感じるのは、「学び」には年齢制限がないということです。

むしろ、人生経験を積んだ方が、新しい知識を自分の文脈に位置づけ、より深く理解できることも多いのです。


プログラミングという分野は、常に進化し続けています。

二十代の私がはじめて触れた言語やツールの多くは、今では姿を変えているか、まったく新しいものに取って代わられています。

つまり、この世界では誰もが常に「学び続ける人」なのです。

だからこそ、「今さら始めるのは遅い」という考えは捨てて、興味を持ったときが始め時だと思っています。


学びの場では、互いの強みを認め合うことも大切です。

ストレングスコーチとしての視点から見ると、人それぞれに異なる才能や強みがあります。

あるプログラミングの課題に取り組むとき、論理的に考える力が強い人もいれば、直感的にパターンを見抜く人、細部まで丁寧に作り込む人など、アプローチは様々です。

そうした多様性が互いを高め合い、より良い成果を生み出すのです。


四十代の受講者が「若い頃は失敗を恐れて新しいことに挑戦できなかったが、今は違う。残りの人生を考えると、やりたいことはやってみようと思えるようになった」と話してくれたことがあります。

この言葉には深く共感しました。

人生は一度きり。

「できるかな」と躊躇するよりも、「やってみよう」と一歩踏み出す勇気が、新たな可能性を開くのです。


教室では、複数の世代がチームを組んでプロジェクトに取り組むこともあります。

はじめは遠慮がちだった異なる世代の受講者たちが、共通の目標に向かって協力するうちに、互いの良さを認め合い、信頼関係を築いていく過程は感動的です。

「年の差なんて関係ない。一緒に何かを作り上げる仲間だ」という意識が生まれるのです。


また、プログラミングを学ぶことは、単にITスキルを身につけるだけではありません。

論理的思考力や問題解決能力、忍耐力など、人生のあらゆる場面で役立つ能力を養うことができます。

五十代の受講者が「仕事での企画立案が以前より論理的になった」と喜んでくれたことは、大きな励みになりました。


学びの場がもたらすもう一つの価値は、新しい人間関係の構築です。

特に退職後の方々にとって、共通の興味を持つ仲間との出会いは、人生を豊かにしてくれます。


私がIT企業研修講師という天職に出会えたのは偶然ではなかったと思います。

挫折を経験し、自分の強みと情熱を見つめ直したからこそ、今の道にたどり着けたのです。

そして今、様々な世代の方々が新たな一歩を踏み出すお手伝いができることに、深い喜びと使命感を感じています。


技術の進化は加速し続け、社会は目まぐるしく変化しています。

そんな時代だからこそ、年齢に関わらず学び続けることが重要です。

「学ぶのに遅すぎることはない」という言葉がありますが、まさにその通りだと実感しています。

二十代の若さと情熱、三十代・四十代の実行力と経験、五十代・六十代の知恵と忍耐力。

それぞれの世代が持つ強みが混ざり合うことで、学びの場はより豊かなものになるのです。


教室に足を運ぶ受講者の方々を見ていると、「学び」とは単なる知識の習得ではなく、自分自身の可能性を広げる旅だと感じます。

その旅に年齢制限はありません。

むしろ、人生経験を重ねた方が、学びから得られる気づきや喜びはより深いものになるかもしれません。


私は今後も、様々な世代の方々がともに学び、成長できる場を提供し続けたいと思っています。

あなたも、世代を超えた学びの輪に加わってみませんか。

きっと、新しい発見と出会いが待っているはずです。

そして、その過程で見つける自分自身の新たな可能性に、きっと驚くことでしょう。

年齢はただの数字。

本当に大切なのは、好奇心と学ぶ意欲です。

その火を灯し続ける限り、人生は常に新しい喜びと発見に満ちているのです。


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