未来エンジニア養成所Blog

月単価180万以上のプログラミング講師がプログラミングを皆に楽しんでもらうための情報をお届けします。

【Bubble/ノーコード】データベースの使い方 Part1

title


Sing up フォームの作成

今回はサインアップのアプリケーションを作成しながら、データベースの使い方を解説します。


まずはデータベースに登録するためのデータを入力してもらう、サインアップのフォームを作成します。


次のような画面を準備します。

page



一番上にはタイトルとなる「Textエレメント」を配置し、Appearanceに「ユーザー登録」と入力しています。

text title



次に「Inputエレメント」で、「ユーザー名」の入力欄を配置しています。

AppearanceのPlaceholderには「ユーザー名」と入力して、「ユーザー名を入力するところ」とわかるようにしています。

また、名前の入力ですので、Content formatは「Text」としています。

ユーザー名



2つ目の「Inputエレメント」で、「メールアドレス」の入力欄を配置しています。

AppearanceのPlaceholderには「メールアドレス」と入力して、「メールアドレスを入力するところ」とわかるようにしています。

また、名前の入力ですので、Content formatは「Email」としています。

メールアドレス



3つ目の「Inputエレメント」で、「パスワード」の入力欄を配置しています。

AppearanceのPlaceholderには「パスワード」と入力して、「パスワードを入力するところ」とわかるようにしています。

また、名前の入力ですので、Content formatは「Password」としています。

パスワード



最後に一番下の「Buttonエレメント」を配置しています。

ボタンの名前は「Sign up」としています。

Sign up


これでフォームの完成です。



データベースの準備

データベースに入力されたユーザー情報を登録準備をしていきます。

「Data」タブでデータベースを開き、「New type」で新しいテーブル(表)を作成します。

New type


今回は「UserInfo」という名前で作成します。


Bubbleのプライバシールール

2021年4月17日、Bubbleのプライバシールールにかかる変更がアナウンスされました。

Improvements to working with data privacy rules - Announcements - Bubble Forum

「Make this data type private by default」というチェックボックスが追加され、データの内容をリスト表示させたい場合には、このチェックを外しておく必要があります。

もしチェックをしている場合は、「プライベート」を選択していることになり、その Data type の作成者以外の人はその Data type にアクセスすることができなくなります。


次に作成したテーブルの中に登録するデータのフィールドを作っていきます。

「Create a new field」をクリックします。

Create a new field


「Field name」「Field type」を設定します。

今回は「ユーザー名」「メールアドレス」「パスワード」の3つを作ります。


1つ目は「UserName」で「Field type」は「text」にします。

Create a new field


2つ目は「Email」で「Field type」は「text」にします。

Create a new field


3つ目は「Password」で「Field type」は「text」にします。

Create a new field


これでユーザー情報を登録するためのテーブルができました。

UserInfo



ワークフローの設定

次にワークフローの設定をします。


「Button」エレメントのプロパティーから「Start/Edit workflow」をクリックします。

Start/Edit workflow


Workflowタブに移動します。

Workflow


すでに「When Button Sign up clicked」のタイミングは設定されていますので、「Click here to an action ...」でアクションを定義していきます。


今回は「Sign up」ボタンがクリックされたら「データベースに情報を登録したい」ですので、「Data」から「Create a new thing ...」を選択します。

Create a new thing


「Type」は先ほど作成した「UserInfo」テーブルを選択します。

Type


次に「UserInfo」テーブルのそれぞれのフィールードに、どの情報を登録するかを設定します。

「Set another field」をクリックします。

Set another field


新しく設定できるようになりますので「Click」をクリックします。

Click


まずは「UserName」を選択します。

UserName


さらに「Click」をクリックします。

Click


テーブルの「UserName」フィールドに、どの情報を紐付けるかの設定になります。

今回は「Input ユーザー名」を選択します。

Input ユーザー名


最後に「's value」を選択します。

s value


これで「UserInfo」テーブルの「UserName」フィールドに「Input ユーザー名」の「値」が登録されるようになります。

add


同様に「メールアドレス」と「パスワード」についても設定をします。

finish add

これでワークフローの設定は完了です。



ユーザー登録

では実際にプレビューからユーザー情報を登録してみましょう。

preview


「Sign up」を押しても何も変わらないのでわかりにくいですが、情報を入力して「Sign up」ボタンを押せばOKです。



データベースの確認

最後に入力したデータがデータベースに登録されているか確認しましょう。

data


「Data」タブの「App data」から「UserInfo」テーブルを選択すると、先ほど入力したデータが登録されていることがわかります。

もし表示されなかったら一度ブラウザをリロードしてみましょう。


参考図書